販売とは何か ― 2012年07月21日 08:42
(前回の続き)
マズローの欲求段階説は、欲求から人間の行動を見ていくものである。
日頃、仕事や生きることだけに一生懸命になっている営業マンも、この機会に自分の姿を見つめ直すことである。
今までとは違った自分を発見するだろう。
これが新しい自分の出発点になる。
1 販売とは何か
販売とは商品を売ることである。
営業マンは商品を売ってこそ、存在価値がある。
商品を渡したが、金が貰えないのでは販売とは言えない。
単に、商品を与えただけに過ぎないのだから。
これだけのことなら、10歳の子供にでも出来ることで、大人のやる仕事ではない。
このような仕事を一生懸命やって、いかにも仕事をしているという顔をしているようでは、「明日から出社しなくてもいいよ。」と、会社に言われるのは当たり前の話である。
「こんなに一生懸命やっているのに、何故?」と考えるようでは、もう致命的である。
会社はボランティアで、営業マンを雇っているのではない。
営業マンは、ただ一生懸命努力するだけでは会社の期待にまったく答えていない、と言っても過言ではない。
営業マンは販売が自分の仕事である。
この仕事を通じて、会社へ利益貢献することが第一に求められている。
しかし、これだけを目的として、会社で一生懸命働くのは、人間として悲しくなるではないか。
自分のためにも良いことをするべきだ。
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