会社人間と人間の良心2012年08月17日 17:53



(前回の続き)

営業的に見れば、一時的な売り上げを求めれば、将来の売り上げを失うことなので、このようなやり方は自分のためにはならない。

こういう言葉がある。

「明日の1億円より、今日の5千万」

人間は将来よりも、今、現在の方が重要である。

明日は生きているかどうかも分からないのに、明日のことを期待しても仕方がない。

会社人間なら、こうも言えるだろう。

明日と言っても、明日になったら転勤になるかも知れない。

いや、もっと厳しいことなら、退職させられるかも知れない。

このような状況にいる会社人間が、明日のことを考えて仕事をするはずがない。

「今さえよければ、それでいい。」

と、考えても、至極当然のことである。

だが、「本当にそれでよいのか。」と問われれば、ほとんどの人間は「No」と答えるであろう。

それは人間の良心があるからだ。

この心を大事にしたい。