営業マンと仕事2012年06月11日 11:38

「営業マンと仕事」


販売力の強化で重要なことは、営業マンの存在である。

専任の営業マンであれ、会社の代表である社長であれ、営業を積極的に行うことが重要である。

そんなこと言われなくても分かっているし、最大限やっているよ、という声が聞こえてきそう。

営業をやればいいからと言って、闇雲に、営業をしたとしても、成果を上げることは難しいだろう。右肩上がりの時代なら、名刺を交換するだけでも、売上につながったかも知れない。

しかし、今日の時代は難しい。だからこそ、営業とはどのように行うのがよいのか。販売力強化につながる営業マンのあり方、営業のやり方などについて、考えてみたい。

1 営業マンと仕事

世界では、日本人は「仕事好き」であると言われている。

それは違う。仕事が好きなわけじゃない、仕事をしないと生きていけないからだと言う人が多いかもしれない。

現実にはどうだろうか。何もしないで生きていくことは大変なことだ。趣味のある人なら、趣味が仕事ならいいのにと思うだろう。

ただ、会社にいて仕事をする以上、仕事を好きになることは良いことだ。それも、ただ「好き」というだけではなく、仕事をしていないと、安心できないほどに好きになるなら、申し分ない。

以前の日本人は、「働きばち」や「ワーカーホリック」と呼ばれ、有給休暇はほとんど取らず、サービス残業は苦にならず、ただひたすら、「会社のため」に仕事をしていた。「過労死」は、今や、世界に通用する言葉になっている。

しかし、その仕事人間も、最近は時短やバブルの崩壊、円高、長引くデフレの影響などで、仕事量が激減している。

ところが、暇な時間が増えても、「特に、何もすることがない。」と言う人間が多い。あまり仕事をし過ぎて、仕事以外のことは何もしてこなかったためである。

このような会社人間が今日の繁栄を作り上げた。そして、これからも、日本を支えていく中核であり続けるだろう。

会社人間にとっては、仕事は「生きがい」であり、自分の人生そのものである。経営者を始め、多くの営業マンも、また同様である。

(次回へ続く)

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